019 「面倒なこと全部ネプリーグだと思ってやる」のが好き

『全部ネプリーグ論(概論)』

 

 引っ越しに伴って面倒なことがかなり多かったのだが、「面倒なこと全部ネプリーグだと思ってやろう」という”全部ネプリーグ論”で一つ一つこなして行くとかなりラクだったしめちゃくちゃ楽しかった。

 

 ミスのないように書類を揃えて提出するのは『ファイブリーグ』だ。(5文字を5人で一文字ずつ当てるやつ)

保証人となるゲストに印鑑を貰う過程で間違ったり、自らも書き損じてはいけないチーム戦がスリルを誘う。全て揃えて提出できたときにはハイタッチ。書類が多ければ多いほど、問題数が多く盛り上がること間違いなし。

 

 物件が借りられるかどうかの審査は『ブレインタワー』だ。(英単語とか言ってって一階ずつエレベーターが上がっていって、ダメだったら一気に一番下まで下がるやつ)

年収や職業などの条件でなるべく有利なものを答えて、審査というタワーを上がっていく。ダメなら、別の物件というタワーを1から上がればいい。

審査が通ればゲームクリアでハイタッチだ。賀来千香子率いる演技派女優チームに果たして勝てるか!?!?

 

 順番は前後するが、内覧する物件の候補を揃えるのは『ファイブボンバー』だ。

物件の内覧当日までという制限時間内に、一人何回でも答えられて、この段階でなんとなく描いている自分の条件に合うものを揃えていくのは、まるで「野方駅周辺、ペット不可、ロフト付き物件を5つ答えよ」と伊藤利尋アナに出題されているのと同じではないか!?!?

あと10pt取れば、インテリチーム(山田五郎辰巳琢郎ふかわりょう八田亜矢子西川史子)に勝利だ!!!!頑張れ!!!!!!!!!!泰造!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 物件の内覧は『トロッコアドベンチャー』に似ている。

条件を取捨選択して、必要と思われる条件の方に、住む人みんなで(一人暮らしの場合は心の中の柴田理恵たちを「こっちですよ!絶対こっち!」と0秒直前で総動員して)傾く。

途中で「ここもしかしてダメ…!?!?」と思った条件が杞憂だったりすると、一旦トロッコが溶岩の中に落ちそうになった後に、レールが出現して「オォ~~!!!!!」となる演出と同じぐらい盛り上がる。

全問正解なら、晴れて素敵な物件に住める。

 

 このように、全部ネプリーグなのだ。

クリアしていく過程を楽しんで、時々「今の、漢字タイピングしてシューティングするやつで、めちゃくちゃ難しい問題で4人答えられなくてそこで止まって、名倉が残り4問一気にクリアした感じだよね!」とネプリーグあるあるを言いあえば盛り上がること間違いなしである。

 

 これを飛躍させて、”人生全部ネプリーグ論”をいつか唱えたい。ノーベルネプリーグ賞かポケモンノーベル賞を貰いたい。

そのための道のり、これもまたネプリーグである。